楽になる習慣術 小さな行動編

あなたは今、習慣化したい事はありますか?

  • 「勉強を習慣化して、成長を加速させたい。」
  • 「絵を描くことや楽器を弾くことを習慣化して上達したい。」
  • 「毎日、Twitterやブログを更新して、コンテンツを増やしたい」

このように、あなたにもなにか習慣化したいことがあるはずです。

ですが、何も知らないままに習慣化をしようとすることは、公式を全く学ばないまま数学の問題を解こうとするように、到底できるようなものではありません。

何も学ばずに無理やり習慣化しようとすると、全然上手く継続できなかったり、燃え尽き症候群になってしまったりするんです。

そして、何も上手くいかなくて無力感に苛まれたり、自信を喪失してしまってやる気がなくなった状態にさえなってしまいます。

ですが、そのような状態になってしまうのは、何も知らないまま習慣化しようとすることが原因です。

「どのようにしたら意志の力を使わずに継続できるのか」「どうしたら燃え尽き症候群にならないのか」これらを学んでさえしまえば、あなたの習慣化の技術は向上し、習慣化することが不可能ではなくなります。

そして、それを解消する習慣術のテクニックのひとつが「小さく始める」です。

小さく始めることによって、自分に掛かる負担が大きくなりすぎないため継続しやすく、燃え尽き症候群にもなりにくくなります。

そしてさらに、最初に小さく始めることで、自分に合った習慣化のペースが分かり、次に習慣化したいことが見つかった時にスムーズに効率よく習慣化ができるようになります。

効率よく習慣化ができるようになるということは、毎日の自由時間を自分の意思で決められるようになるということです。

つまり、自分の人生をコントロールできるようになるということです!

あなたが習慣化のエキスパートになり、人生を自由自在にコントロールするためにも、習慣化の技術のテクニックの一つである「小さく始める」を学んでいきましょう!

小さく始めて、行動に対する心理的ハードルを下げる!

なぜ、初めの行動を小さくすると習慣化しやすいのでしょうか?

その理由としては、行動を小さくして行動へのハードルを下げることで、行動を始めやすくなり、行動が継続できるようになることにあります。

そして、行動を継続することで、脳が変化に慣れていき、無意識に行動を始めることができるようになるのです。

では、どのように行動を小さくすれば良いのでしょうか?

主に二つの方法があります。

1つ目は、全体の行動を少なくする方法。具体的には「勉強を5分間する」というような、行動全体を小さくして継続する方法です。

2つ目は、行動の最初の部分だけをする方法。具体的には「ペンとノートと参考書を開いたら今日の分の勉強は終わり」というように最初のステップを継続する方法です。

習慣化したい行動を、それぞれの方法に当て嵌めて、自分に合うと思う方法で、行動を小さくしてください。

また、行動を小さくしたのに習慣化が出来ない場合は、行動がまだ大きすぎる可能性があります。

勉強を習慣化したくて行動小さくするというのであれば「ノートを10秒間だけ開く」というように、簡単すぎると感じるほど行動を小さくして、継続してみてください。

習慣を小さくするときのコツは、どんな状況でも習慣が途切れないように小さくすることです。

私は運動を習慣化するために、まず毎日1回のスクワットから始めました。このように、どんなに疲れていても、どんな場所でも、どんなことが起きていても習慣が行えるように習慣の内容を徹底的に簡単なものにするようにしてください。

そして、習慣を大きくできると感じたら「ノートを10秒開く」から「1問だけ簡単な問題を解く」というように大きくしてみてください。

ですが、もし行動を大きくして、大きなストレスを感じたら、変化が大きすぎる証拠です、すぐに行動を元に戻すか、「1つ公式や単語を覚える」というようにもっと変化を小さくするようにしてください。

しかし、ここまで読んで「大きく行動しないと不安……」と感じた方もいると思います。

ですが、いきなり大きく行動して、いつまでも習慣化できず、自信がなくなり自己嫌悪におちいってしまうよりも。自分が出来る小さな行動から初めて、すぐに定着させてしまった方が効率的です。

変化が少ないと軽視せず、コツコツと確実に小さな変化を積み上げていきましょう!

後書き

いかがだったでしょうか?

今回は「小さな行動」ついて書かせていただきました。

この小さな行動をすることで、あなたが少しでも望んだ方向に進むことができることを願っております。